英検対策コースのブランディングと
モバイルファーストのウェブサイト構築

UI/UXデザイン

ブランディング

Manabibaは、日本での将来の戦略的なキャリアに備えるための学習機会を生徒に提供することを重視しており、その一環として、英検に自信を持って臨めるようサポートしています。Manabibaは単なる学習塾ではなく、生徒の継続的な成長を支える学習パートナーとして存在し、教材だけでなく、フットサルなどのアクティビティや、ネイティブスピーカーとの英会話練習などのインタラクティブな活動も行っています。

このプロジェクトにより、メンテナンスが容易でモバイルフレンドリーなウェブサイトが制作され、現代のユーザー習慣に合わせた設計となっています。また、ウェブサイトは、保護者の関心を引き、Manabibaへの入会を促す戦略的なデザインで構築されています。

アプローチ戦略

洞察を具体的な解決策へ統合

レイアウトは、有能な講師のプロフィール、優秀な生徒の声、多様なコースの選択肢、そして個別対応の学習アプローチを際立たせるように設計されています。
その目的は、保護者が子どもたちが質の高い、かつ楽しい学習体験を得られることに安心感を持てるようにすることです。

洞察を具体的な解決策へ統合

保護者を安心させる学習効果と信頼性の強調

この製品は、小学生から高校生までの学生を対象としています。しかし、意思決定を行うのは保護者であるため、コンテンツや提供方法は主に保護者を納得させることに焦点を当てています。
そのため、製品は、英語力の向上、効果的なEiken対策、子どもが快適に学べる学習環境の写真、そして塾の信頼性や専門性など、得られるメリットを際立たせるよう設計されています。

保護者を安心させる学習効果と信頼性の強調

課題整理からウェブプロトタイプ制作までの
包括的サポート

課題整理からウェブプロトタイプ制作までの包括的サポート

本プロジェクトは、ゼロからのスタートでした、ブリーフ作成の支援、ビジュアルアイデンティティの策定、そしてビジョンやプロダクト方針の明確化、ブランディング、デザインの構築まで、幅広い側面を包括的にカバーしました。

クライアントとの直接的なやり取りや質疑応答を通じて、ブリーフはブランド構築の基盤として発展しました。デザインは、ムードボードの探索から始まり、ロゴ作成を経て、最終的にウェブサイトのプロトタイプが完成しました。

クライアントと共に進める段階的デザインプロセス

アイデアの提示プロセスは段階的かつ協働的に行われます。各アイデアはまずスケッチの形で表現され、その後、クライアントと共に選択可能な複数のオプションとして展開されます。このアプローチは、ブランディング、ロゴ、UI/UXデザインのコンセプト作成に適用されます。

また、アジャイルとラピッドプロトタイピングの概念を採用し、複数の代替案を提示することで、重要な事項を迅速に議論・決定できるようにしています。

信頼と未来志向を育むブランディング戦略

マナビバのブランディング戦略は、保護者と生徒に対して信頼感と前向きな印象を育むことを目的としています。明るいブルーのカラーは、開かれた空と楽観的な未来を象徴しています。使用される言葉は目標達成へ導く指導を強調し、背景の西洋風イラストは海外留学の夢を想起させます。さらに、写真のコンセプトは、英検学習に取り組む生徒の真剣さと、一歩一歩寄り添いながら支える講師の熱意を表現するように設計されています。

迅速な試作とリソース最適化

イテレーションと迅速なプロトタイピングが鍵となりました。特に写真などのグラフィック素材が限られている中で、本プロジェクトではインターネット上で入手可能なストック素材を活用し、複数のオプションを制作しました。それらをクライアントに提案し、デザイン面で慎重にキュレーションを行いました。

拡張可能なプロジェクト設計

このプロジェクトは規模こそ小さいものの、将来的なスケールアップを見据えて設計・実装されており、柔軟かつ拡張しやすい構造になっています。そのため、本プロジェクトにはデザインシステムが導入されており、一貫性のあるUIコンポーネント、カラーパレット、タイポグラフィ、アイコノグラフィ、ビジュアル要素の使用ルールが含まれています。
デザインシステムの活用により、新しい機能やページの追加をより迅速かつ一貫して行うことができ、デザインの不整合を最小化し、次の開発フェーズにおけるチーム間のコラボレーションも円滑になります。

迅速な試作とリソース最適化

プロダクトやプロジェクトは、準備が最初から十分に整っている場合に最も効果的に進行しますが、現実にはこの理想的な状況は稀です。

多くの場合、クライアントは明確なビジョンを持たずにに臨み、すべてが完璧に進むことを期待します。デザイナーとしては、最初の段階からアイデアを明確化し、適切な視点を提供するとともに、戦略的な質問を通じてクライアントを導き、意思決定を容易にする代替案を提示しつつ、既存のリソースを最大限に活用することが重要です。

本プロジェクトの経験は、ブランディング、グラフィックデザイン、UI/UXが密接に関連していることを再認識させます。しかし、すべての要素を一人で担当する場合、特にスコープが明確でないプロジェクトでは、時間、労力、集中力が非常に求められることも認識しました。

守りと成果を表すアイデンティティ

ロゴは西洋の名門校から着想を得た盾の形であり、守り・成果・強固な教育基盤を象徴しています。そこには、「英」（はなぶさ＝優れたの意味）という漢字、「英語」を示すシンボル、鉛筆と本（学習の象徴）、そして名称「Manabiba」の頭文字“M”が組み込まれています。全体として、このアイデンティティは生徒への思いやり、信頼性、そして親しみやすい教育的アプローチを強調しています。